ディレクターではない私がなぜ参加したのか?
こんにちは。翻訳コーディネーターのフクダです。社会人4年目の女性社員です。
先日、エスケイワードのメンバーも参加している日本ディレクション協会中部支部主催の『女性ディレクターのためのキャリアデザインセミナー』に参加してきました。
Webでもディレクターでもない私ですが、「キャリアってどう考えたらいいの?」「女性としてのキャリアを考える方の意見をきいてみたい!」という思いから、キャリアデザインについてのヒントを得るために行ってきました。
「キャリア」について知り、見つめ直す3時間
第一部ではキャリアデザインのためのヒントを日本ディレクション協会理事の助田さんと中部支部メンバーでもあるエスケイワード家本によるトークセッション形式で聴き、第二部ではエスケイワード沢田によるワークショップで自分を振り返る、という流れです。
トークセッションで得られた2つのキーワード
女性ディレクターのロールモデルや、ディレクターのステップアップが紹介されるなかで、特に印象的だったキーワードを二つご紹介いたします。
「ニーズをつかむ」
多様な働き方が存在する現在、キャリアを考えるうえでは選択肢を広げることが重要です。そのためには、できること < 世の中のニーズをつかむこと。長期的な目線では、どんなことが求められているのかを理解し、目指すことが選択肢を広げるポイントになるということでした。
私自身、キャリアを考えるうえでは自分が何をしたいのかという視点で考えがちです。「やりたいこと・できること」が明確な人はそれももちろん一つの選択肢ですが、「世の中のニーズに合わせていく」というやり方も必要とされる人材になるための近道だと思いました。
「世の中すべてディレクション」
理想を掲げ、それをかなえるための道筋を立て、実行していく。そんなディレクションで特に求められるのは「何とかする」「実行する」力だそうです。これはディレクターという職種に限らず、すべての仕事において重要なスキルだと感じました。
そう考えると、キャリアデザインそのものにディレクションマインドがあるではないですか!キャリアを明確にイメージし、必要なスキルを知り、経験を積む。まさに「世の中すべてディレクション」です。
ワークショップからの発見
ワークショップでは、理想の社会を目指すために自分が大切にしたい価値、それを届けたい相手を中心に、自分の過去から未来までを棚卸ししました。過去の経験を文字にして書き出してみると、やってきたと言えることが案外少ないなー、と落ち込みました。
一方で、その経験から得たものは、やってきたこと以上にたくさんあったという発見もありました。
棚卸の方法も、人によってより具体的だったり、気にしている分野が異なったり、様々でした。ワークショップをやりながら他の人と意見交換もできたので、参加の目的達成です!
まとめ
- 世の中のニーズをつかむことでキャリアの選択肢が広がる
- 何とかして実行しようとするディレクションマインドが仕事人としての価値を上げる
- キャリアの棚卸しは「過去(何をして、何を得たか)」→「未来(どうなりたい、何が必要か」の順で考えてみる
今回「女性ディレクターのための」という名前だったため、女性のキャリアについてのセミナーなのかな、と多少の先入観を持っていましたが、実際にセミナーで得た気づきは、男女や職種に限らず重要な要素だと感じました。参加者にはフリーランスの人や時間に縛られず働く人など様々な働き方の方がいて、キャリアの考え方のお話も伺うことができた貴重な機会でした。
エスケイワードは、お客様の課題をコミュニケーションデザインで解決いたします。
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