文字数に要注意!多言語Web制作で気をつけること

エスケイワードの強みの一つは多言語を扱ったグローバルコミュニケーションです。
そこで、多言語に対応したウェブサイトの制作において気を付けることをご紹介します。

テキストの長さは結構変わる

例えばいいねボタンひとつとっても、最も短い中国語では一文字、逆に長いドイツ語では10文字を超えます。
数字の表記ルールも異なるため、テキストの入る要素を特定の言語に合わせてかっちり作りすぎると思わぬ文字数をそこに収めねばならず、デザインを保てないという事故が起こります。

実際にあった例

日本語の原稿「企業史略年表」
→英語「Summary Timeline of Our Company」
→タイ語「ลำดับเหตุการณ์ของบริษัทเราโดยย่อ」
→ポーランド語「Podsumowująca oś czasu z najważniejszymi wydarzeniami dotyczącymi naszej firmy」

日本語ではたった6文字の単語でも、ポーランド語ではなんと「78文字」に!

デザイン再現で起きやすい問題点

先ほどの日本語に合わせてこんなデザインを作ってしまうと

こんなことに…

対策は、文章が長くなってもそれに応じて伸びることができるデザインを採用することです。

こちらは極端な例だとしても、長くなりがちなドイツ語・ポーランド語は特に注意が必要です。

まとめ

多言語でウェブサイトを制作するときは、言語ごとの文字数の増減を考慮したデザインをしましょう!

おまけ

使える?機械翻訳

最近は機械翻訳の精度がずいぶん高くなっています。短く単純な文章であればかなり違和感の無い翻訳をしてくれます。

しかし、同じ意味の複数の用語が入り乱れてしまったり(例:ShopとStore)、日本語特有の主語省略により主体が変わってしまうこともまだまだ多いです。

また、Google翻訳など機械翻訳の一部はユーザーからのフィードバックにより翻訳内容がアップデートされています。ここに悪意のある内容を登録されてしまうと意図しない文言が入ってしまう場合もあります。

機械翻訳と人の手による翻訳は、場面に応じて使い分けることが必要です。

 

SK eyeでは今後も多言語対応の事例や、多言語を扱う際のポイントをお届けしていきます。


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