マーケティングの力で、顧客体験をもっと豊かに。-NewsPicks様Kotler Award翻訳支援プロジェクト

左からNewsPicks久川様、小西様、若林様、エスケイワード江口

はじめに

2019年10月10日(木)、NewsPicks主催で「Kotler Award Japan 2019」が開催されました。「経営にマーケティングの力を」というコンセプトのもと、優れたマーケティング施策を行う企業や団体をピックアップする本アワード。マーケティングの神様と称されるPhilip Kotler氏(以下、コトラー氏)も来日された今回、エスケイワードは翻訳パートナーとしてスポンサードしました。
コトラー氏とNewsPicksが見据える、ビジネスの目指す先とはー。エスケイワード江口が、本アワードをプロデュースしたNewsPicsk久川様、小西様、若林様にお話を伺いました。

インタビューを受けてくださった、Kotler Award Japan 企画運営担当者様
久川 桃子様:NewsPicks ブランドデザイン チーフエディター / プロデューサー
小西 悠介様:NewsPicks ブランドデザイン 営業、企画
若林  恵様:NewsPicks ブランドデザイン シニアイベントプロデューサー

“Kotler Award Japan” 開催のきっかけ。

NewsPicksの取り組み

江口:はじめに御社の事業を、改めてお伺いさせてください。

NewsPicks久川様(以下、社名・敬称略):
弊社はソーシャル経済メディア「NewsPicks」という経済ニュースを読むプラットフォームを運営しています。NewsPicksでは、ビジネスパーソンがその日に読むべきニュースを全てチェックすることができます。自社編集部を持っているので、NewsPicks ならではの視点から情報を発信できることが強みです。記事には読者がコメントをつけられますので、情報に”非対称性”がなく、フラットに読めることも大きな特徴です。

NewsPicks小西様(以下、社名・敬称略):私たちの所属するブランドデザインチームでは、スポンサーの皆様の商品や組織のコミュニケーション上の課題解決としてブランド広告を中心に行っています。その際、スポンサー様との共同イベントや自社主催のイベントも数多く開催しており、様々な形で読者の方々とのエンゲージメントを様々な形で深めております。

久川:ビジネスパーソンが記事を読んだりイベントに参加したりした後、実際にどうアクションにつながるのかというところまでが大事だと考えています。

“Kotler Award Japan”との共鳴

江口:ニュースプラットフォームを基軸に様々な事業を展開されている御社ですが、なぜ Kotler Award Japan を取り組みはじめたのかをお聞かせください。

小西:3年前、コトラー氏と親交のある方を通じて「コトラーアワードを一緒に開催しないか」と直接お声がけいただきました。先ほども申し上げましたように、弊社はナショナルクライアントやスタートアップといった様々な広告主様の課題解決において、従来よりコトラー氏が一貫して掲げるメッセージやマーケティング4.0といったコンセプトに近しいことを行っており、ちょうど独自アワードの開催も考えていたところにこのお話をいただきました。

江口:コトラー氏が提唱されている、マーケティングや理念に共鳴されたんですね。

久川:まさに、その通りです。コトラー氏は、マーケティングにおける第一人者です。そのコトラー氏と一緒に取り組むことで、弊社の理念もより広く深く理解いただけるのでは、と考えました。

「経営にマーケティングの力を」

小西:「経営にマーケティングの力を」というアワードキャッチコピーは、実は弊社でつくりました。FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアが広まった今、マーケティングはもはやデジタル抜きでは考えられません。様々な手法が増えていく中で、手法に囚われず、本質を追いかけながらマーケティングに向き合う必要があります。一方で、日本企業の多くはそうした状況下で、経営にマーケティングを活用しきれていない現状があると考えています。

久川:デジタルマーケティングはコンバージョン率などの数字だけを追い求めるものではありません。例えば、広告ではブランドのコンセプトをじっくり伝えること、感度の高い方にきちんと届けることが大事です。NewsPicksは「1PVの価値の高さ」も求めています。

小西:これからの世の中には、マーケティングの視点が不可欠です。そのため、コトラーアワードはマーケッターの方のみならず、経営者の方に向けてもメッセージを発しており、今回はその思いを「経営にマーケティングの力を」という言葉に込めました。

海外審査員へ、日本のマーケティングを伝える

1.翻訳パートナーの選定

江口:本アワードは海外の有識者が審査されるということで、昨年の第1回アワードでは御社が審査用資料の翻訳をされたと伺いました。2回目の開催となる今回、弊社へ翻訳のご相談をいただいたのはどのような経緯だったのでしょうか?

小西:前回はスケジュールの関係もあり弊社で翻訳を行いましたが、今回はより高いクオリティを求めていました。マーケティングの専門用語はもちろんのこと、応募企業の取り組みや背景までより明確に伝えられる翻訳パートナーを探していたんです。

久川:そうですね。一定のクオリティを担保いただき、その上で責任を含めお任せできるパートナーに依頼できればと考えていました。

江口:ありがとうございます。実は弊社の代表がコトラー氏の書籍が大好きでして、今回のお話をいただいたときは、時期尚早ではないかとツッコミが入って話を通すのがいろいろと大変でした(笑)

NewsPicks若林様(以下、社名・敬称略):そうだったのですね!実際に御社へご依頼した理由は、アワードの開催趣旨に共感し、ご理解いただけたことも大きいです。相談後の対応もとても丁寧で是非ご一緒したいと思いました。

2.翻訳クオリティを保つ、プロジェクト体制

久川:翻訳は日本人の方がチェックされていましたか?応募企業の業界背景などを理解した上でワーディングを調整していただきたかったので、日本人の方にチェックいただきたいと考えていました。

江口:はい、プロジェクトの背景や目的を理解した日本人のバイリンガルディレクターが管理することで高いクオリティを担保する体制を整えています。弊社の翻訳は100%ネイティブで翻訳し、バイリンガルが品質チェックを行っています。

小西:そうなのですね。マーケティング基礎知識の部分でも齟齬なく進められてよかったです。

若林:今回は非常にタイトな納期でしたが、ご依頼通りの納期で納めてくださったので助かりました。レスポンスもとても早く、先を読んで動いてくださりありがとうございました。

江口:あらかじめ審査資料のボリューム感や応募社数を共有いただけていたおかげです。逆算して体制を組んで、スケジューリングできました。こちらこそ、ありがとうございました。

3.海外審査員の方からの反響

江口:翻訳に関して、実際に審査された方々から反響はございましたか?

小西:審査全体に対してではありますが「すごく審査しやすかった」とフィードバックがありました。審査も滞りなく進めることが出来ましたので、翻訳いただいた英語で施策内容を審査員にしっかり伝えることができたのではないでしょうか。

江口:滞りなく審査を進めるという点で、不都合がなかったようでほっとしました。近年はグローバル企業も多く、弊社でも英語で企画提案を行う機会が増えています。施策全体を理解して対応するというところでは特にお力になれたのではと考えています。

Kotler Award Japanと、これから。

江口:アワードの授賞式当日は私も会場にいましたが、すごい熱量を感じました。反響はいかがでしたか?

久川:来場者の方もツイッターでたくさんつぶやいてくださり、反響が大きかったですね。今回はコトラー氏がいらっしゃったこともあり、大いに盛り上がりました。NewsPicksと一緒にいれば何かおもしろいことができそう、と感じていただけることが大事だと考えていましたので、満足いただける場を演出できて良かったです。

江口:まさに私もNewsPicksと一緒にいれば何かおもしろいことができそうと感じた一人です(笑)
参加された方はもちろん、SNSやNewsPicksでのレポートを読まれた多くの方にとって、本アワードは日々のビジネスに活用できる気づきや知識を得る機会になると思います。
今後この取り組みを続けていかれる中で、御社はどのような展望をお持ちでしょうか?

小西:マーケティングはこれからどんどん多様化していきます。89歳という年齢でありながら常に学び続けているコトラー氏と共にマーケティングに向き合い、NewsPicks の考えと併せて発信し続けることに意味があると思っています。

久川:「経営にマーケティングの力を」というアワードキャッチコピーにも示した通り、良いコンテンツ、良い発信には、マーケティングの視点が欠かせません。コトラーアワードを通じて伝え続けていきたいです。

―― 一人ひとりが充実した暮らしを実現できる社会を目指して、マーケティングを活用した事業展開をされているNewsPicks様。その取り組みはデジタルを通じて多くの企業を刺激しています。わたしたちもその中の一人です!お忙しい中インタビューに応じてくださりありがとうございました。