初めての企画・制作体験! 名古屋市「AI・IoT人材BOOSTプログラム」に参加して

 

はじめまして。Webコミュニケーション部の川本と申します。
普段Webサイトのコーディングや更新作業を行っている私が、2020年9月から約半年間「AI・IoT人材BOOSTプログラム」に参加し、生まれて初めて「0からのサービス企画・制作」を体験しました。

「AI・IoT人材BOOSTプログラム」とは?

AI・IoTにおける最新のプロトタイピング技術をはじめ、それらの技術を使った事業開発に必要なスキルや知識、開発プロセス全般について、約半年間かけて学ぶプログラムです。
参加者は、課題を元に事業開発のアイディアを考え、インプットとアウトプットを繰り返しながら、アウトプットに対するユーザーからの評価を通じて、企画の内容や、制作物の精度を上げていきます。

参加のきっかけ 

前年に参加された先輩の前川さんからBOOSTプログラムのお話を聞いた事がきっかけでした。
Web制作の見習いである私は、アウトプットを強く求める「AI・IoT人材BOOSTプログラム」の内容に心惹かれ、今回幸運な事に念願のプログラムに参加させていただく事ができました。

(NAGOYA BOOST 10000 2020 体験記はこちら⇒新人エンジニアが半年間ビジネスの創出に尽力して学んだこと

活動の履歴

2020年09月
個人での初期アイディア立案と賛同者によるチーム結成!

プログラム内で作成したアイディアのスケッチ

 

アイディア創出に関する手法を学びながら、サービスのアイディアを考え、サービスの使用前・使用後の様子をスケッチしました。
このスケッチを掲げながら「サービスで実現したい事」「実現する方法」「サービスのアイディア」を発表し、賛同者と共にチームを結成しました。
私たちのプロジェクトには、年齢も専門分野もばらばらの、社会人4名、学生2名が集まりました。

 

2020年10月
ユーザーアンケート起点のアイディア詳細化と試作品の作成

プログラム内の課題として作成したポンチ絵

アプリケーションの試作品

 

解決したい課題やサービスのアイディアについて、ユーザーアンケートを行い、それを元にサービス内容や機能を詳細化し、試作品を作成しました。

 

2020年11月
ユーザーテストを起点にサービス内容の詳細検討とアプリ作りこみ

試作品を元にユーザーテストを行い、ユーザーさんから様々な声をいただきました。
いただいた声を元にアプリケーションの目指す方向性や、改善点を分析し、制作物の作りこみを進めていきました。

 

2020年12月
継続的なユーザーテストとオンライン開発体制への移行

「お金を払ってでも、使いたい」と考えてくれるユーザー探し・ユーザーテスト・制作物の作りこみに奔走しました。コロナ拡大により、この頃からSlack、ZOOM等を活用した完全オンラインでの開発体制へ移行しました。ツールをフル活用し、連携を密に取りながら、取り組みました。

2021年02月
NAGOYA BOOST DAY(オンライン開催)

「AI・IoT人材BOOSTプログラム」では、約半年間をかけたプログラムの成果をプレゼンテーションする「BOOST DAY」というイベントが最終発表の場として開催されます。
メンターの方々からのご意見や、プレゼンをYouTubeで視聴している方々からの投票による評価をいただくことが出来る貴重な機会です。

「BOOST DAY」では大変光栄な事に最優秀賞をいただく事が出来ました。

 

BOOST終了後の活動 2021年06月
継続開発によるリリースと公式サイト等で宣伝活動

 「BOOST DAY」後、更なる作りこみを行い、2021年6月2日にAppStoreにてアプリをリリースしました。

AppStoreにてアプリがリリース

 

また、アプリの紹介動画を作成し、動画を用いてSNSでの宣伝活動を行いました。

MOOD PARKの紹介サイト

 

 

大変だったこと、得る事が出来たこと

最後に、BOOSTプログラムで大変だった事、その経験から得た / 学んだ事を3つお伝えします。

大変だったこと・得た / 学んだこと~その①

【大変だったこと】
「とにかくアウトプットする事が求められた事!」

【得た / 学んだこと】
「必要な技術やデザインをどんどん獲得し、ソリューションを世に出す事ができた!」
「メンターの方々に的確で鋭いアドバイスをいただきつつ、作りながら学ぶ事ができた!」

 

大変だったこと・得た / 学んだこと~その②

【大変だったこと】
「チームでのコミュニケーションについて、意識合わせなどが難しかった!」

【得た / 学んだこと】
「うまく力を合わせる事ができると、一人ではできない事が実現可能になる事がわかった!」

 

大変だったこと・得た / 学んだこと~その③

【大変だったこと】
「ユーザー目線での開発に苦労した!」
・使いたいと思ってくれるユーザーを探す事
・ヒアリングとその結果の分析
・ユーザーを意識したUI/UX設計

【得た / 学んだこと】
「自己満足ではなく、困っている人が喜んでくれるソリューションを作ることができた!」

 

新たなビジネスが生まれる過程を学び、体験させていただいた事により、ビジネスに関わる事の面白さを知る事が出来ました。
このような貴重な機会をいただけた事に感謝し、今後に活かしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

\「NAGOYA BOOST 10000 2021」開催についてはこちらをご覧ください/

 

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